こんにちはYokoです。
そういえば自分の作品についてちゃんと書いたことなかったなと気づきました(笑)
なので今回は「作品を生み出すときに気を付けていること」を書きたいと思います!
気をつけていることは主に3つあります。
それは「好きを忘れないこと」「二番煎じにならないこと」「世間とずれすぎないこと」
解説していきます。

目次
①好きを忘れない
まず大切なのは自分の「好き」を忘れないことです。
今の時代SNSでいろんな人の作品に触れることが多いです。
自分のタイプでなくとも、いい作品はたくさんあります。その分、自分の軸が揺らぐ機会もたくさんあります。
作風を変えてみたり技法をかえてみたりすることは別に悪いことではなくて、成長や自分の作品に変化を与えるという面では必要なことと思います。
しかし自分の「好き」がはっきりしないまま、かっこいい作品を見るたびに作風や技法を変えると作品がブレブレになってしまいます。
そのために、自分の根源にある「好き」を明確にする必要があると思うんです^^
制作を続けていく上で、自分の「好き」の芯さえしっかりしていたらブレずに進めます。
私もSNSなどでピシッとかっこいいろくろの作品を見るとブレそうになります。
でも、自分の「好き」がはっきりしているのでブレずに自分の作風を守れているのかなと思っています。
ちなみに、わたしの作品のコンセプトは「可愛すぎず、渋すぎない、温かみのある陶器」です。
フィンランド陶芸のようなゆるく素朴な雰囲気が「好き」で、私は何度でも感動するし「好き!」と自信を持っていえます:)
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②二番煎じになるな
「二番煎じ」と「パクり」は違います。(人の作品をパクるな!は当たり前なので省きます)
私の言う「二番煎じ」とは「こういう作品みたことあるな」と思われることです。
「なんとなくこういった雰囲気の作品あるよね〜」とならないように気を付けています。
似たような作品があるならわざわざ私の作品を見る必要はないし、ましてや購入する必要もない。
目標としては「あ!この作品は西田洋子の作品だ!」となって欲しいんです。
③世間とずれすぎるな
作家はずっと自分だけの世界に浸ることができます。それは決していいことばかりではなく、デメリットが多いと思います。
大学の4年間、大学卒業後2年間は陶芸をする人に囲まれて自分も陶芸しかやっていませんでした。
そうなると自然と話も陶芸のことが中心になるし、陶芸をやっているものにしか伝わらない内容の話も増えます。
気付かぬうちに、だんだんとマニアックなところに足を踏み込んでいる自分がいるのです。
「土の粘り」「土本来のテクスチャー」「土の可塑性」「崩れるのが美しい」「還元を弱還元へ」などなど・・・
これらは陶芸をやっている身からしたら、確かに!わかるよ!という気持ちなのですが、陶芸をやっていない世間からしたらよくわからない陶芸ヲタクの会話なのです。
陶芸が好きだからこそとことんこだわり抜いた作品を作るのは素敵なことです。
しかしそれが「世の中の需要」と合致しているのかはまた別問題ですよね。もし販売したいと考えているなら、自分の理想と世の中の需要をうまくすり合わせる行為は必須です。
私の場合は作品を販売したいという気持ちもあるので「作りたいもの」「世の需要」のすり合わせがとても重要です。
現在は一人きりで制作しているのでこの環境のせいで暴走しないように常に注意しています。
まとめ
以上3つがわたしが作品を創作するときに気を付けていることです。
これからも「好きを見失わず」「既存のものの二番煎じにならず」「世の需要とずれすぎない」様に気をつけて制作していきます^^
ではまた:)