今回は、いろんなフィルムカメラを使ってきたのでその比較記事です。
それと、個人的にフィルムカメラ愛のはなし。

目次



フィルムは“エモい”(個人的語り)



わたしはフィルムカメラが好き。
ざらっとしたテクスチャーやデティールの甘さや独特の色合いなどがすき。

シャッターを押してから現像するまでは確認することが出来ないし不便ではあるけど、現像すると毎回27枚分の思い出に心揺さぶられる。この感覚もいい。
たったひとつのフィルムを使いきるまでに、そのフィルムのほとんどを忘れていて、思ったより日々のことを記憶できていないなと思う。

フィルムの良さを一言で表現するならば“エモい”
“エモい”は若者言葉で軽く見られがちだが造語のなかでも“エモい”はかなり優秀な言葉だと思う。

英語のemotional(感情的なさま・情緒的なさま)の造語 。
フィルムは現像するたびに強く心を揺さぶられる。
フィルム独特の色合いやちょっぴり古ぼけたような表現によって、“エモい思い出”が完成する。

エモい写真が撮れるフィルムカメラの比較をしてみた。



写ルンです


はじめ使っていたのは「写ルンです」
一番有名なコンパクト使い捨てフィルムカメラだと思います。そしてわたしの原点。

写真は文句なく“エモい”

作例↓

舞子海岸にて
インドネシアにて
大学の近くかな?


27枚撮り
IOS400
本体価格約¥1,800
現像価格約¥1,200

値段は上がっているし、店頭にない場合もあるので早めに購入しちゃうのをおすすめします。





写ルンですの代替品

毎回本体を買うのはお金がかかりすぎるので、写ルンですに変わるカメラを探す旅がここから始まります。




Canon Autoboy TELE


次に使い始めたのが“Canon Autoboy TELE”です。

こちらは、フィルムを自分で取り替えるタイプのフィルムカメラです。
写ルンですは文句なく好きなんですが、毎回本体を買って使い捨ては勿体無いので、フィルムを交換できるタイプのカメラをメルカリで購入しました。

こちらも最高に“エモい”です
作例↓

東京競馬場にて
香川にて
山形の旅館「喜至楼」にて


Canonのオートフォーカスコンパクトカメラ
オートボーイシリーズです。

2焦点切り替えでふたつの視野を楽しめます。
他にもセルフタイマー、多重露光撮影、逆光補正など機能が満載です。

わたし的には2焦点でセルフタイマーがある写ルンですの進化系というイメージ。



27枚撮り
IOS400
フラッシュ内蔵
セルフタイマー
多重露光撮影
6Vのリチウム電池2CR5型1個
本体価格約¥メルカリで購入
現像価格約¥1,200

フィルムはIOS400の富士フィルムのカラーネガフィルムを使用しています。



個人的には多くある機能を使いこなせませんでした。




Canon Autoboy LUNA


こちらは、母が若い頃に使っていたフィルムカメラを借りました。

フィルムが入れっぱなしになっていてとりあえず使い切ることに。
10年近く入れっぱなしになっていたフィルムなので比較にはならないかもですが、一応。

作例↓

神戸大丸
神戸元町の裏路地


こちらは

27枚撮り
IOS400
フラッシュ内蔵
セルフタイマー
パノラマ撮影
6Vのリチウム電池2CR5型1個
本体価格約¥??
現像価格約¥1,200

フィルムはIOS400の富士フィルムのカラーネガフィルムを使用しています。





KODAK M35


Autoboy TELEが4年間くらい使用したら故障してしまいました。
その代わりとして、Kodak M35を購入。

写ルンですのフィルム取り替え式バージョンと言っても差し支えないかと!
そしてこれが自分的最適解となっています!

作例↓

姫路城にて
本町商店街にて
大阪にて


周囲のぼけかた、光の飛び方、逆光の質感どれをとっても一番好きです!
カメラ自体の見た目も可愛いしシンプルな機能は写ルンですとほぼ一緒。
単四アルカリ電池一個でいいのが現代とマッチしてる。

27枚撮り
IOS400
フラッシュ内蔵
単四アルカリ乾電池1個使用
本体価格約¥4,600
現像価格約¥1,200

フィルムはIOS400の富士フィルムのカラーネガフィルムを使用しています。



まとめ


フィルムカメラの作品は全て“エモい”のですが、機能や金銭的問題を考えた結果、
Kodak M35に落ち着きました。

カメラ楽しい!!




ではまた:)