『DARK HORSE「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』良書でした!
作家として共感するところが多かったのもそうですが、勇気がもらえる本だと思います。
いまの私に刺さった章が何個かあったのですが、まずはそのひとつについて書きます。
目次
「大きな情熱」よりも「小さなモチベーション」
物事を整えたい人、聴覚で鳥を識別したい人、ものをまっすぐに並べたい人など
変わった欲求を持ち、結果的に人生に充足感を得た人たちを紹介してます。その人たちに共通しているのが、
きめ細かく特定された自分自身の好みや興味に突き動かされている
ということ。
人には理解されないような偏愛とビジネスを掛け合わせて、自分が充足感を得れる生き方に結果的になっています。
人に話さなくてもやりたい個人的な偏愛つまり、個人軸のモチベーション。
一般的に褒めそやされる「競争心」「創造性の希求」などではなく、個人の偏愛に突き動かされているというところが面白いです。
自身の偏愛は何か考えてみました。
わたしの場合は【頭の中のアイデアを立体にする】【粘土を焼いて朽ちない素材へ変換させる】【おしゃれな空間で仕事をする】っていうのが気持ちいい。これがわたしのモチベーションであり偏愛です。

モチベーションの持続
モチベーションを持ち続けるためには、たくさんの個人的な好きなことを見つけて組み合わせることでモチベーションの持続性ができるとあります。
わたしも無意識に同じ物をずっと作っているとだんだんモチベーションがなくなって制作意欲がなくなっていきます。その時に素材を変えてみたり、新しい作品の構想を練ったり、環境を変えてみたりして、たくさんのモチベーションの連続で制作しています。最近ではこのサイトもモチベーションのひとつです。
無意識ではありますが、小さなモチベーションを作っていたんだと感じました。
まとめ
この本で無意識にやっていたことを意識的にできるようになるのは大きな収穫でした。
さらにたくさんの“明確な小さなモチベーション”があったらもっと思う存分、自分の人生を切り開いていける。
やる気というものは、心に誓った目標だとか強烈な情熱ではなく、能動的なモチベーションなんだと思います。人生でたった一つの情熱があったとしても、それは何十年も続く物ではない。考えとか感情は常に変わる物だからです。
「人生において壮大な目標や情熱」よりも「個人的で好きを突き詰めた“偏愛”」こそが人生を豊かにする。
この章を読むだけでも自分の好きなことを突き詰めていいんだ!と勇気がもらえると思います。
ではまた:)