紙をめくってだんだん残りページが少なくなっていく感覚が好きだったから、なんとな〜く嫌だった電子書籍
でも実際に使ってみると便利でした。

はじめに言っておくと京極夏彦先生の作品大好きです。



京極夏彦がiPadに!?


電子書籍を使うことを後押ししてくれた本はこれ↓


京極夏彦先生の百鬼夜行シリーズです。
見ての通りめちゃくちゃ分厚い。
『姑獲鳥の夏』2.7cm
『魍魎の匣』4.4cm
『狂骨の夢』4.5cm
『鉄鼠の檻』5.7cm
シリーズを追うごとに分厚くなります。通称サイコロ本と呼ばれてるらしい。

ジュンク堂で徘徊中に「なんだこの本は!?」となったのが出会いです。
この分厚さに興味を惹かれて読み始めたので、本のビジュアルも大事ですね。

今のところ、『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』『狂骨の夢』を読み終わって『鉄鼠の檻』の途中まで読んでます。

因みに、今のところ読んだ3冊は全部面白かったです。
特に『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』は超おすすめ。『魍魎の匣』はアニメ化、ドラマ化してる。
ミステリーに精神医学、宗教学、妖怪などを絡めています。それが驚くほど綺麗に構成されている世界観は圧倒的です。(妖怪が登場するファンタジーとかではありません!)

続編の『鉄鼠の檻』を買ったはいいけど今までにない分厚さと重量に絶対外では読めないし、寝ながらも読めないので放置してました。
しかし電子書籍版という存在を思い出して『鉄鼠の檻』だけ購入してみたら、驚くほどスラスラ読める。
この量感が全てiPadに収まるって素晴らしい。

この厚さの本を読んだって達成感はありませんが、どこでも本が読めるという点では電子書籍はとても便利です。

百鬼夜行シリーズの第一巻(Kindle版)

いつか電子書籍で全シリーズ揃えたいです。

ではまた:)