昨日、[神戸陶芸教室,準備編①]を投稿しました。
そこにも書いた教室を始めようと思ったきっかけをもう少し別の視点からお話したいと思います。
作家には、さまざまなリスクがあります。それは作家に限らず個人事業主やフリーランスの方全てに言えることです。
そのリスクについてと、陶芸教室開業を思いたった理由までを書きます^^

目次
現在のお仕事
わたしは現在大変ありがたいことに作品販売一本で生活しています。
たくさんのギャラリーさんやショップさんやお客様のおかげで生きてます^^!
生きていくには作品を制作して、売っていかないといけません。
おのずと制作する作品の数は増えていきます。それにプラス事務作業も必要なのでギリギリで仕事をこなせている状況です。
でもそれだけ仕事があることはとても幸せなことです。
作品販売だけで生きていけてる現状は、学生時代に思い描いていた作家そのものです。
大変だけど楽しいし夢だった仕事ができているので、このまま仕事の数が増えたら誰か雇ってでもこのスタイルで行こう!とちょっと前までは思ってました。
リスク①作家は変化に弱い
1,体調を崩すと終わる
先々月くらいに体調を崩して数日仕事ができませんでした。(ただの風邪でした)
差し迫った締切がなかったので問題なかったのですが、もし締切前だったとしたらゾッとします。たぶん体調が悪くてもアトリエで作業したと思います。
これがもし、怪我をして一ヶ月…さらにはもっと長い期間制作できないなんて状況になったら多くの人に迷惑をかけてしまうわけです。
迷惑をかけるだけではなく、収入もゼロです。
フリーランスや個人事業の方全てに言えることではありますが、これは大きなリスクだと思うんです。
2,生活の変化
他にも(これはリスクと言っていいのかわかりませんが)これから先わたしの人生が大きく変わる可能性はあります。
先に述べた様に大きな怪我や病気の他に、例えば結婚や出産など。
結婚出産は実際に起こる可能性の高い変化だと思います。
そうなると、今の仕事の様にたくさん作ってたくさん販売や納品するという仕事スタイルは難しくなっていくと思います。
つまり、現在の仕事は体力と健康と時間があるからこそ成り立っているのです。
リスク②孤独との戦い
最後は、モチベーションの問題です。これは作家としてはとてもとても大きな問題だと思っています。
わたしの場合、モチベーションがとても大切です。
モチベーションは「前に進んでいる」という実感で得ることができます。
「前に進んでいる」と言う実感を得るには、仕事をこなしていくだけではなく、作家として成長しているという感覚が大切なのです。
最後は、モチベーションの問題です。これは作家としてはとてもとても大きな問題だと思っています。
モチベーションは「前に進んでいる」という実感ではじめて感じるものだと思います。
「前に進んでいる」と言う実感を得るには、仕事をこなしていくだけではなく、作家として成長しているという感覚が大切なのです。
現在は、ネットショップで作品を販売した時や展示の時など、人と関わったときにモチベーションを感じることが多いです。
ちなみに今までは、誰かと一緒に制作スペースを共有していました。誰かがいると刺激になるし、ふとしたところでアイデアが閃きます。
一人で制作するのは、どうしても成長スピードが遅くなってしまいます。
ここ最近で人と交流することは作家の成長にとても大切なのだと学びました!
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人と関わろう
いい作品を作るには気持ちよく制作することが一番大切です。
陶芸教室をすることは、未来のリスクを分散するだけではなく、作家として成長するためにも必要なことだと思っています。
今の作家としての仕事はやめるつもりはありません。
むしろ、作家業をずっと続けるために教室開業をするのです^^
おわり:)